持ちやすい。食べやすい。
だから、おいしい。
開発の想い
手が小さい子どもたち。握力が弱くなってきた高齢者。障害を持つ人。
みんなが食事をおいしく楽しめるように器ができることとは。
それはとことん持ちやすく、使いやすく、食べやすくあることでした。
持ちやすい理由
熱さを感じにくいハンドル形状
スープマグとマグカップのハンドルは、大きめで持ちやすいリング形状。内側に丸みをもたせソフトな握り心地です。
使いやすい理由
低い重心とスタッキングできる形状。
どのアイテムもなるべく重心は低く、口径は広くなるよう設計しました。使いやすい上で安定感のあるデザインです。
ボウルやプレートだけでなくスープマグとマグカップも重ねて収納することができ、広い口径は洗いやすく、清潔に保つことができます。
食べやすい理由
最後のひとくちまで楽に掬える形状。
カレーやグラタンなどの人気メニューに使いやすいオーバルボウルも、食卓で一番出番が多いプレートも、スプーンを添わせることで楽に掬って食べることができる壁になっています。
また、磁器特有のその重さから、片手で食べても食器が動きにくく食事を最後まで楽しむことができます。
作り手
わたしたちが、つくりました。
手が小さい子どもたち。握力が弱くなってきた高齢者。障害を持つ人。
みんなが食事をおいしく楽しめるように器ができることは。
それはとことん持ちやすく、使いやすく、食べやすくあることでした。
長年、やさしい目線でのプロダクト開発に取り組んできた3人がチームとしてつくりだしたmotteシリーズ。
五島史士 Fumiaki Goto
プロダクトデザイナー
長崎県出身。家具や生活小物などプロダクトデザインを中心として、それに関わるグラフィック・パッケージデザイン、デザインコンサルティング、商品・企画プロデュース等も行う。代表的プロジェクトに『五八PRODUCTS』『224porcelain』等。
山﨑一雄 Kazuo Yamazaki
株式会社シーズ 代表取締役
日本における障害者用オーダーメイド家具製作の草分けである「でく工房」創業メンバーの一人である光野有次氏との出会いがきっかけとなり、福祉のものづくりの世界へ。障害者用のオーダーメイド製品、チャイルドシートや、高齢者向けの椅子、誰もが使いやすいプロダクトの開発に取り組んでいる。
小柳勇司 Yuji Koyanagi
aiyu ブランドマネージャー
器の企画販売を手がける長崎県波佐見町皿山の商社。生活シーンに基づくやさしい目線での商品、日々
のテーブルを楽しめるアイテムにこだわり、テーブルコーディネートとともに提案する。人間工学をベ
ースに開発したe-シリーズは、aiyuを代表するヒットシリーズ。